幸せの神様。
「これ、クローゼットに入ってて、着て良かったのかな?」



「いいよ。母さんがルイに用意したものだと思うから」



そんなの気にしなくていいのにと付け加えようとすると



「良かったぁ」



そう言って笑うルイ



あんまり可愛くて抱きしめようとすると後ろから痛い位の視線を感じた




「坂城さん…お待たせしてすみません」



ルイがすかさず言うと



満面の笑みでサカキはルイに寄って



「今日、うちに来ませんか?」



唐突にそう誘った



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