幸せの神様。
「愛美、元気?」
「元気、元気だよー。でも、たまには息抜きさせてあげたいんだよ…旅行に行きたいなんて愛美は言わないけど、俺が連れてってあげたいんだ」
「…分かった」
やっぱり、言葉少なだけど、ルイはしっかり返事をした
「お兄ちゃん…いい?」
「ルイがいいならいいよ」
そう、素直に思ったから頭を撫でて言ったのに
「格好つけてますね、日下部先輩」
と冷めた目でサカキから睨まれ
「だよなー、あんなデレデレの顔も貴重だけど」
と倖から悪態をつかれた
「元気、元気だよー。でも、たまには息抜きさせてあげたいんだよ…旅行に行きたいなんて愛美は言わないけど、俺が連れてってあげたいんだ」
「…分かった」
やっぱり、言葉少なだけど、ルイはしっかり返事をした
「お兄ちゃん…いい?」
「ルイがいいならいいよ」
そう、素直に思ったから頭を撫でて言ったのに
「格好つけてますね、日下部先輩」
と冷めた目でサカキから睨まれ
「だよなー、あんなデレデレの顔も貴重だけど」
と倖から悪態をつかれた