幸せの神様。
「海美と燿斗にお土産あるけん、愛美にもあるけんね」



「なんなん(なになに)?ルイがよかもん(良いもの)くれるらしかよー、良かったなぁ、うーちゃん、あっくん」



方言丸出しの会話に一番ポカーンとしていたのはサカキ



「あの…あの赤ちゃんは?」



「燿の子供」



俺は答えないのが分かっていたのか、倖が間髪入れずにサカキに言った



「えっ!?」



「かーわいーよな」



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