幸せの神様。
女と断言出来なかったのは、真っ黒に日焼けして髪を帽子入れていて、男のようにも見えたから




「愛美ー!!迎えに来てくれたのー?嬉しいー!!」



やっぱり、女だ



車を降りた女は車のドアを勢いよく閉めた



白い長靴を履いて、ガボガボと歩きながら燿に近づいて来た



「何回、港間違えば気が済むんだ!!あぁ!?」



勇ましく怒鳴った…



そう思った瞬間



帽子を脱いで、燿の顔を鷲掴みにしてキスをした。



な…



なぁ?!



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