幸せの神様。
しばらくすると、燿と愛美さんが仲良く帰宅



双子を抱きかかえて、戻って行った



外に出ると月の光があんまり強くて驚いた



海に反射していて、昔を…前世を思い起こさせる



玄関先で固まっていた俺に



「凪?」



とルイが不思議そうに声をかけてきた



「ボーっとしとったね」



隣に並んだルイが、微かに被って見えて…凪に。



前世、置いて死んでしまったのは俺で。



残してしまった凪はどれだけ辛かったんだろう



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