幸せの神様。
目を瞑ってしまって、ゆっくり目を開けると



クラッカーを持った



…親父がいた



「…何やってんの?」



「ビックリ、させようと思って」



無表情で、ちょっとおちゃめな事言われても何だかなぁ…



「?」



いつの間にか後ろにくっついていたルイが、俺の服の裾を引っ張った



誰?



と言うように俺を見る



「親父だよ、泥棒じゃないから安心していいよ」



すると慌てて親父に頭を下げるルイ



< 295 / 458 >

この作品をシェア

pagetop