幸せの神様。

警報

燿には、本当に参る



奥さんは、何やら数人に囲まれて連れて行かれた




燿に問い詰めて聞き出さなくても



目的地に着いたら、自分から話し始めた



「驚かせてごめんね?でもーなんだか言い出せなくてさー昨日、産まれたらしくて、本当は昨日にでも行きたかったんだけどね、二人にも見せたくてー、今すぐ出発って言わなかったのは…少し気を使ったつもりです!!…怒ってる?」



「別に、怒っちゃいない。ビックリしたけどな」



「めでたい事だしね」



「昨日、産まれたんだろ?奥さん、あんなに動いて大丈夫なのかよ」



ピンピンしてたけど…



< 30 / 458 >

この作品をシェア

pagetop