幸せの神様。
ルイの前を通っていた人達が、ざわついた



見られたくなくて



走って行って、ルイを抱き締めた



「見てんじゃねぇよ」



ルイを抱き締めたまま睨むと、ゆっくり散らばっていく



「な、なんしよっとね!!」



慌てたのか



「ルイ、方言」



笑いながら言うと



「あっ…いや、そういう問題じゃなくて!!お客様散らしちゃダメだよ」



離れようとオレを押す



「こんなキレイなルイ、見せたくないんだけど?」



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