幸せの神様。
「今ね…凪がどんな顔して私見てるか想像しとるの、呆けた顔しとるんじゃない?」



未だに目を開けないで、でも優しく笑ってる



その顔が、表情が、綺麗だなって思う



ふと、口元が引き締まって…



「………凪…ごめんね、私あんまり体丈夫じゃなかみたい…」




ドクンドクンとスッゴい音が俺の体の中で鳴り響く



怖い…



でも、支えて行くって決めたんだから



聞かなくちゃ…



「ルイ…病気、何?」



ドクンッ。



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