幸せの神様。
「俺、頼りないな…」



「そんな事、なかよ?や、あるかもね」



ちょっと意地悪に笑いながら、俺を見た



「このやろー…強くなってみせるから、ずっと…傍で見てろよ?」



「泣いちゃうような男が強くなれんのかねー」



「なっ…なる!!」



無理しないって言ってまた抱き締めた腕に力を入れた



「ね…凪…」



「ん?」



あんねって…言いかけた瞬間



“うわぁー!!抱き合っとる!!”



太鼓の練習が終わったのかガキが沢山やってきた



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