幸せの神様。
双子も昼寝しだすと、一緒になってウトウトしだしたから



子どもかよってツッコミそうになってやめた



ゆっくり眠って欲しいから



俺の膝を枕にして、縁側で眠るルイはまるで猫のよう



あ、猫だ



って…



「ヒルネ…」



小声で呟くと、すり寄ってきてルイとように丸まった



12月だっていうのに、風が当たらない締め切った縁側は日の光だけだと、ポカポカして気持ちいい



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