幸せの神様。
「うん、ありがとう…でも産みたいの。ココに居るんだよ?赤ちゃん。」



そう言って俺の手をお腹に当てた



「……じゃあ、約束してよ。産んでも…また、俺とこうやって会話してくれるって、約束してよ。」



「うん、約束する。」



確かな約束ではないって分かってても、その言葉が聞きたかった



俺は弱くて



きっと最初から最後までルイに甘えてばかりで



これじゃ、前世と何も変わらないな。



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