幸せの神様。
2月13日



「明日、この子に会えるとよね…」



愛おしそうにお腹を撫でる



「…いい加減、名前教えてよ」



ちょっとふてくされながら聞くと産まれてからって笑いながら流された



窓の外を見ながら、ルイがゆっくり話し出した



「………病気になって、赤ちゃんが居るって分かって、自分の母親を思い浮かべた。あの人はどんな気持ちで私をあの場所に置いて行ったとやろうって」



「ルイ…」



「勘違いせんでね?恨んでるとかそんなんじゃなかけん」



ニッコリ笑ってお腹を撫でる



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