幸せの神様。
「ただね…産まれて間もない赤ちゃんをそんな風に置いていけるものなんかなぁって、思ったと。私は、あの島に置いて行ってくれた事、感謝してる。だから結果オーライ」



ヒヒッと笑うと、ベットの隣にあった紙袋の中からガサガサと何かを取り出した



「1日早いけど、バレンタイン」



「…明日バレンタインだっけ?」



「そがんよー!!やっぱり忘れとった」



頬を膨らましながら睨むから、笑いながら謝った



「外国では、男から女に花を贈ったりするんだよ?でも、やっぱり…日本じゃバレンタインは女の子がソワソワする日やね」



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