幸せの神様。
手紙
一命は取り留めたものの、一週間経っても目は覚めない
もしかしたら、このまま死ぬかもしれないと医者は言っていた
そんなわけあるかよ…
自分の赤ちゃん…
俺とルイの子ども見ないまま、ルイが死んだりするもんか
絶対、もう一度目を開けてくれるって信じてる
「凪…」
「母さん」
「ちょっとは寝なさい?あと、赤ちゃんの名前なんだけど…」
産まれてしばらくは何とかっていう箱の中に居た赤ちゃん
指を差し出すと、その体から想像出来ない位の力で俺の指を握った
もしかしたら、このまま死ぬかもしれないと医者は言っていた
そんなわけあるかよ…
自分の赤ちゃん…
俺とルイの子ども見ないまま、ルイが死んだりするもんか
絶対、もう一度目を開けてくれるって信じてる
「凪…」
「母さん」
「ちょっとは寝なさい?あと、赤ちゃんの名前なんだけど…」
産まれてしばらくは何とかっていう箱の中に居た赤ちゃん
指を差し出すと、その体から想像出来ない位の力で俺の指を握った