幸せの神様。
「もっと凪ど一緒に居たかよ…逢南と一緒におりたかよ(居たいよ)…でも、分かると…きっと私は次に眠れば目が覚めない…体が悲鳴をあげてるんが分かるとよ…」



辛い事を言わせてしまった



でも、言って欲しかった



強がったまま、居なくなるなんてイヤだから



「ルイ…顔上げて…」



涙で赤くなった瞼にキスをする



「凪、目真っ赤ね…」



「ルイだって。」



「泣かせてごめんね?」



「謝るなよ…」



瞼が段々と下がっていくルイ



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