幸せの神様。
6歳の誕生日



俺は島へ連れて行く事に決めていた



あれから、一度も行ってなくて…太鼓の音も聞いていない



でも、逢南が自力でなんとか登れる気がしたから連れて行こうと思った



ゆきさんや愛美さんに会いに行こうか。



そう言うと逢南は瞳を輝かせて頷いた



行く前にお墓に行き、ルイの粉を瓶に詰めた



「パパ、なーにそれ」



「ママも連れてってあげような」



最初不思議そうに頭を捻って、しばらくしたら、ニコッと笑って頷いた



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