幸せの神様。
家の中には布団が一枚敷かれてあるだけ



生活感があまり感じられない。




病気を恐れられた少女は、家から追放された。




食事は少年が運んでいる




家族も見放した少女を、救ったのはまだ幼い少年。




少年もまた、少女に近寄る事で周りから見放されそうになっていたが、2人にはそんな事どうでも良かった。




少年は、少女が笑っているならば



少女は、少年が笑っているならば




それで幸せだったのだ




だが、死神は…少女の傍を離れてはくれなかった。


< 5 / 458 >

この作品をシェア

pagetop