幸せの神様。
「でも、好きて思った。」



冗談…じゃない!?



「ヒルネがあんたに懐いたやん?膝に乗って甘える姿…羨ましいなんて思った私は、おかしか(変)かな?」



「変、かも…猫に羨ましいなんて」



彼女が可愛くて、思わず笑ってしまった。



「あんたを見てると安心する。何でやろ?今まで会った事もなか人なのに…」



やっぱり、記憶があるわけじゃないんだ。



………ダメだ。



こんな、和んでる場合じゃない。



突き放さなきゃ



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