I will never forget you

「えー!ウチもパス使いたいー!」



「じゃあ、未來がパス使っていいよ。隼人、私最後に言ってもいい?」



「OK」



「オレ、パス。」



「マジかー。じゃ、次大成。」



「…オ、オレの好きな人は優です。」



優って、私…?



「マジ!?優、返事は?」



「私の好きな人、大成だよ。」



「優~!おめでとう!」



未來にそう言われて、私は未來と跳び跳ねて喜んだ。



好きな人と両思いになれるって、こんなにうれしいことだったんだ。



私は、“初めての彼氏”ができてとても嬉しかった。
< 2 / 80 >

この作品をシェア

pagetop