I will never forget you


私がそんなことを考えていると
「あ、そうだ!明日、午前授業だし一緒に春祭り行かな~い?」
と、友が言った。



その意見に私と未幸は
「おー!行きたーい」
「私も行きた~い!友、ナイスアイディア!」
もちろん大賛成。



________



「じゃあ、親に聞いてみてね」



「「OK~♪」」



「また明日ね。バイバ~イ」



「「うん、バイバイ」」



友の家の前で友と別れたから今は私と未幸の二人。



未幸に慎の事を教えようか悩んでいると



「ねぇ、優」
と、未幸が私を呼んだ。


「ん?なに?」



「優ってさぁ、祥のこと好きなの?」


「はぁぁああ!?ない、ない、ぜーったいない!祥さ、私のことだけ七浜優ってフルネームで呼ぶしさぁ本当に嫌い!」



「あ、そうなの?ちなみに祥の好きな人は変わってなければ6組の工藤優姫(クドウユキ)って人だよ。だから、好きなら諦めろって言おうと思ってたんだけど違うならいいや。」



「へー。あの祥が好きな人いるんだ。めっちゃ意外。でもさぁ、あんな性格だったら絶対モテないでしょ?」



「それがねー、モテるんだよ。それに祥、優しいよ?それに面白いし。」



「え"、どこが!?あの祥が優しいとか想像できない。」



「祥は、ドSだからちょーっと意地悪なだけで、いざとなった時はめっちゃ役に立つし、優しいんだよ。」



「へー。」
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