I will never forget you
「……う。ゆ…う。優!聞いてる?」



美羅依はそう言って私を見てきた。



「あ、ごめん!聞いてなかった!」



私が謝ると、美羅依はため息をついて



「なんか、悩みごとでもあんの?」



そう言った。



私は、違うクラスの人ならいいかと思い、美羅依に教えた。



反応はもちろん



「えぇぇ!?マジで!?」



これ。



あんなに『大成、優しいよね!』『私、めっちゃ大成好き!』『私、これから先大成以外に好きな人出来ないかも~』とか美羅依に言っていた私が浮気みたいな感じになってるんだもん。



そりゃ、誰だって驚くよね。
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