[続]幼なじみは弱虫boy!?
『何か飲む?』



下からお茶でも持ってこようか?と颯真に聞いた




「いや、いい。それより……」

『えっ?』




そう言うと颯真はあたしの腕を引っ張った




そして




「やっとまた凛香とイチャイチャ出来ると思うと凄い嬉しいわ」




あたしを抱き締めながらそう呟いた




『じゃあ……』

「あぁ。留年じゃ無くなった」

『ほんと!!?』




やった!!



あたしは嬉しさのあまりぎゅーと颯真を抱き締めた



「苦しい苦しい」

『あ!ごめん!!』

「凛香って意外と力強いよな」

『う、うるさいっ/////』




そうあたしが言うと颯真はクスッと笑って




「なあ……」

『ん?』

「約束通りご褒美ちょーだい」

『っ!』




そ、そうだった!!!




「今さら嫌なんて言わせねーよ?」

『ひぃっ!!』





拒否権ないからとニコリと言う颯真にただあたしはびくびくすることしか出来なかった




「じゃ、目瞑って」

『……なんで?』

「いいから。俺が良いって言うまで目開けるんじゃねーよ?」

『……うん』




何……するつもりなんだろう…?




そんなことを考えながらあたしは目を瞑った



そして




「いいよ」




颯真の声が聞こえるとあたしは恐る恐る目を開けた



すると……










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