[続]幼なじみは弱虫boy!?
『えっ……?』

「まだ安物しかあげられねぇけど…」



そこにはシルバーの指輪があった




『これ……どうしたの?』




あたしは驚きつつそんなことを聞いてしまった




すると




「俺……事故っただろ?」

『へっ?』

「この指輪その日に買ったんだ」

『!!』

「本当はもっと早くに言いたかったんだけど……」




颯真はそう言うとあたしの目をしっかりと見て




「高校卒業してちゃんと就職先も決まったら、俺と結婚してほしい。」





……嘘…




これは……夢…




『結婚って……本当?』

「あぁ」

『あたしなんかで……いいの?』

「お前以外の女と結婚なんてしたくない」



そう言うと颯真はにこりと優しく微笑んで




「返事は…?」




そう言った




そんなの……決まってる…




『もちろん!!』




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