[続]幼なじみは弱虫boy!?
「だからあせってんだろ?」



テンパってるあたしを見てはぁ……とため息をつく颯真



でも



『よくよく考えたらさ、大丈夫じゃない?』


「は?」



何言ってんの?とでも言いたそうな顔をしている颯真



でもさ……



『颯真……頭いいじゃん?だから、いけそうじゃない?』


「……」


『あたしも応援するし、出来ることは何でもするから、ね?』


「……」


颯真は黙ったままより強くあたしを抱き締めた


そして……


「じゃあさ、ご褒美ちょうだい」


『え?』


見上げてみるとそこには颯真のニヤリと笑った顔が


……ちょっとヤバい…?


「僕が留年しなかったらご褒美ほしいな~♪」


そう言ってどんどん顔を近づけてくる


『////!』


「お願い……」


そんなこと言われたら


『…いいよ』


って言うしかないでしょーが!!


「ありがとう」


そう言って今度は本当に嬉しそうに笑う颯真


…その顔反則でしょ……


あたしをきゅん死にさせたいんですか?










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