幸せの天秤
「お前、好きだね。オフィスラブ」(英語)

それはどうゆう意味だろう、、、。

社内恋愛なんて、祐太くんが初めてだし。


「あたし、同じ会社に彼氏がいたことなんてありませんけど」(英語)

「う~~~~ん、お前がそう思うならそうかもな」(英語)



東条さんは煮え切らないような態度。


「レンリ、、、、。それで後悔しないの」(英語)


マリアの言葉に疑う。

今まで、どんな相手と付き合おうが、マリアは「レンリが幸せならそれが1番」
なんて言ってくれていたのに、マリアまで祐太くんとのことを
否定されるなんて思っても居なかった。


「祐太くんは、いい人だよ?
マリアは祐太くんが耳が聞こえないからそんなこと言うの、、、、?」(英語)

「違う!!」(英語)


「レンリ。マリアの気持ちも分かってやれ」(英語)


東条さんもマリアの味方なんだ。

それは当たり前のことなのかもしれない。

東条さんはマリアが好きなんだから、マリアの肩を持つのは当たり前だ。


「、、、、青山のことは、もう良いの」(英語)


何で、今あおのことが関係あるの?

あたしはもう、あおのことで悩みたくなんかない。

祐太くんが傍に居たら、幸せしてくれる。


もうあんな、ボロボロになる片思いに振り回されたくなんかない。


「あおとはもう、、、、終わったことだから」(英語)


「なんで、青山はダメで、祐太くんはいいの?」(英語)

「え?」(英語)

「青山とだって、別に嫌いになって別れたわけじゃないじゃない。
レンリが勝手に決めて、青山を突き放しておいて、
青山と向き合う前に、逃げるなんて卑怯だよ」(英語)


「マリア、少し飲みすぎだ。レンリ、お前はもう帰れ。
マリアは俺がちゃんと送ってくから」(英語)


東条さんのおかげで、今日の飲み会はお開きになった。


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