幸せの天秤
「どうそっちは?元気にしてる」(英語)
「元気って、マリアとはこないだ会ったばかりじゃない。
てか、今仕事中じゃないの」(英語)
今の時間なら、マリアは仕事に追われているだろう。
なのに、わざわざ連絡を寄こすってことは、用があるのだろう。
「仕事ばっかりだと、息が詰まるから休憩よ、休憩」(英語)
「用件は?」
あたしは忙しいマリアの時間を割いてはいけないと思い、
話を進める。
「レンリ、冷た~い。ま、いいけど。
レンリが事務所を辞めたって言ってるのに依頼が来てるのよ。
どうする?受ける?」(英語)
こうして、ただ、暇を持て余しているだけなら
仕事をした方が自分のためにもなるかもしれない。
「時間余してたから、受けるよ」(英語)
「だから、アメリカに居ればよかったのに。
レンリなら簡単すぎて、そっちの仕事つまらないんじゃない」(英語)
今日初出勤したばかりなので何とも言えないが、
仕事量はアメリカに居たときに比べたら対したことはないだろう。
「あたし、間違ったのかな、、、」(英語)
マリアが止めたのに意地になって日本に帰ってきたが、
絶縁状態の親に、友達さえ居ないのに
日本に戻って来てあたしは一体何がしたかったんだろうだろう。
アメリカに居たことに不満なんてなかった、
次々に来る仕事に充実感さえ感じていたのに、、、。
あのままアメリカに居ても、良かったんじゃないんだろうか。
「戻ってくる?、、、なんてね。
あたしはいつでも戻って来て欲しいけど
自分で決めたことなんだから1年は頑張ってみなさいよ
それでも、戻りたいって思ったなら帰って来なさい」(英語)
心のどこかで彼にもう一度会いたいと
望んでしまって居た。
日本に来たら、彼の近くに居られるかもって期待してしまった。
全部自分が勝手に決めて、彼の意見なんて一つも聞かないで、
今更、彼に何を期待してるんだろう。
彼だってもう、他の誰かと幸せに過ごしているかもしれない。
そんな彼の姿を見て、あたしは彼を祝福なんて出来るのかな。
今でも、彼を想っていて、、、。
彼に会えて、望みは叶ったはずなのに
まだ期待しているあたしはバカだ。
「そうだよね。来たばっかで何言ってんだよって感じだよね」
あたしには、仕事しかないんだ。
もう甘い夢見るのは止めたんだ。
「そうよ。せっかく東条の傍で仕事できる機会なんだから、
あいつから盗めものは盗んで、自分のものにしなさい。
仕事の案件はメールで送って置くから、時間がある時で良いから。
こっちの仕事で、レンリ自信の仕事疎かになったら東条に言われるから」(英語)
「了解」(英語)
電話を切り、パソコンを開くとマリアから7、8通メールが来ていた。
仕事をしてれば、余計なことは考えなくて済む。
「頑張ろう」
自分に気合いを入れて、仕事に没頭した。
「元気って、マリアとはこないだ会ったばかりじゃない。
てか、今仕事中じゃないの」(英語)
今の時間なら、マリアは仕事に追われているだろう。
なのに、わざわざ連絡を寄こすってことは、用があるのだろう。
「仕事ばっかりだと、息が詰まるから休憩よ、休憩」(英語)
「用件は?」
あたしは忙しいマリアの時間を割いてはいけないと思い、
話を進める。
「レンリ、冷た~い。ま、いいけど。
レンリが事務所を辞めたって言ってるのに依頼が来てるのよ。
どうする?受ける?」(英語)
こうして、ただ、暇を持て余しているだけなら
仕事をした方が自分のためにもなるかもしれない。
「時間余してたから、受けるよ」(英語)
「だから、アメリカに居ればよかったのに。
レンリなら簡単すぎて、そっちの仕事つまらないんじゃない」(英語)
今日初出勤したばかりなので何とも言えないが、
仕事量はアメリカに居たときに比べたら対したことはないだろう。
「あたし、間違ったのかな、、、」(英語)
マリアが止めたのに意地になって日本に帰ってきたが、
絶縁状態の親に、友達さえ居ないのに
日本に戻って来てあたしは一体何がしたかったんだろうだろう。
アメリカに居たことに不満なんてなかった、
次々に来る仕事に充実感さえ感じていたのに、、、。
あのままアメリカに居ても、良かったんじゃないんだろうか。
「戻ってくる?、、、なんてね。
あたしはいつでも戻って来て欲しいけど
自分で決めたことなんだから1年は頑張ってみなさいよ
それでも、戻りたいって思ったなら帰って来なさい」(英語)
心のどこかで彼にもう一度会いたいと
望んでしまって居た。
日本に来たら、彼の近くに居られるかもって期待してしまった。
全部自分が勝手に決めて、彼の意見なんて一つも聞かないで、
今更、彼に何を期待してるんだろう。
彼だってもう、他の誰かと幸せに過ごしているかもしれない。
そんな彼の姿を見て、あたしは彼を祝福なんて出来るのかな。
今でも、彼を想っていて、、、。
彼に会えて、望みは叶ったはずなのに
まだ期待しているあたしはバカだ。
「そうだよね。来たばっかで何言ってんだよって感じだよね」
あたしには、仕事しかないんだ。
もう甘い夢見るのは止めたんだ。
「そうよ。せっかく東条の傍で仕事できる機会なんだから、
あいつから盗めものは盗んで、自分のものにしなさい。
仕事の案件はメールで送って置くから、時間がある時で良いから。
こっちの仕事で、レンリ自信の仕事疎かになったら東条に言われるから」(英語)
「了解」(英語)
電話を切り、パソコンを開くとマリアから7、8通メールが来ていた。
仕事をしてれば、余計なことは考えなくて済む。
「頑張ろう」
自分に気合いを入れて、仕事に没頭した。