幸せの天秤
「、、、イ、レイ」
卓真によって、起こされる。
「腹減った」
そんな自分勝手なことで起こされたようだ。
あたしはキッチンで適当にご飯を作る。
出来た料理をテーブルに並べ、また布団に潜り込む。
「寝んの?」
「二日酔い」
「そんなに飲んでねぇだろ」
卓真がぐちゃぐちゃ何かを言っていたが、あたしは夢の中に入ってしまった。
再び起きた時には、テーブルにあった食器たちはきちんと片付けられていた。
卓真は何やら、仕事をしているようだ。
「仕事?」
「お前と違って、仕事に追われてるんだよ」
あたしは卓真の隣に座る。
よくわからない書類たちを片付けていく。
「ちゃんと目通してるの?」
あまりに早いから聞いてみる。
「あぁ」
「ホントに?」
「あぁ」
「ホントに、ホント?」
「お前しつこい」
仕事モードの卓真から冷たい視線を貰い、口を閉じる。
こう見えて卓真もちゃんと仕事してるんだな、、、。
少しだけ羨ましい、、、。
卓真によって、起こされる。
「腹減った」
そんな自分勝手なことで起こされたようだ。
あたしはキッチンで適当にご飯を作る。
出来た料理をテーブルに並べ、また布団に潜り込む。
「寝んの?」
「二日酔い」
「そんなに飲んでねぇだろ」
卓真がぐちゃぐちゃ何かを言っていたが、あたしは夢の中に入ってしまった。
再び起きた時には、テーブルにあった食器たちはきちんと片付けられていた。
卓真は何やら、仕事をしているようだ。
「仕事?」
「お前と違って、仕事に追われてるんだよ」
あたしは卓真の隣に座る。
よくわからない書類たちを片付けていく。
「ちゃんと目通してるの?」
あまりに早いから聞いてみる。
「あぁ」
「ホントに?」
「あぁ」
「ホントに、ホント?」
「お前しつこい」
仕事モードの卓真から冷たい視線を貰い、口を閉じる。
こう見えて卓真もちゃんと仕事してるんだな、、、。
少しだけ羨ましい、、、。