did play...?
「てめぇらブスに興味ねぇ!ハブとか、

 まじねぇわ!俺は…梨花だけだ。」

といい女子をにらんで、帰ったことも

あった。こんなこともあって、

優介にほれてしまった。

「俺にいつでも辛い事あったらいえよ。」

と頭を撫でられた。

この撫でるタイミングがずるい。

だから、私はあの人にほれたのかもしれない。


「あ、待った!?」

ジーンズにパーカー。少しドキッと

する香水。

「待ってないよ、どこ行く?」

玲人君とのデート。いくか迷ったけど…

ドタキャンは可哀想だった。

「俺ね、ここ行きたい!」

スマホをいじってそのページを開いた。

「カフェ?ここ駅前?」

「そうだよ、行こう?」

といわれうなずいた。

(竜太に会いたいな…)

気がつかないうちに思っていた。

(あ、あたしもう関係ないんだった。)

弱い自分がいた。

大きな渦に飲み込まれたアタシ。
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