did play...?
キスだってあっちからだった。

イライラの限界がきたところで

電話を切った。遊んでるつもりが

遊ばれていたのだ。

すると、また電話が。

「何!?しつこ…」

『もしもし?梨花?』

その瞬間、イライラがふっとんだ。

久々に聞く、優しい声。

「優介!!」

『梨花、ごめんな。俺、どうかしてた。

 あの女はふったし、お前しかいねぇんだ。

 …やりなおしてくれ。』

夢のような出来事。

外にいるのか少しざわついていた。

「あたしも優介しか考えらんない」

『それでなんだけどさ、今から

 会えるか?いつもの橋の下に来れるか?』
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