did play...?
「うん!!」

嬉しさのあまりニヤけてしまう。

速く会いたくて走って向かう。

(やっぱ優介が一番好き!…もう

 離れたくないよ…)

その場所はどんどん近付いて行く。

息が切れても懸命に走った。

(ついた!!…あれ、優介?)

だれもいなくシーンとしていた。

「やーっと会えたね、梨花ちゃん」

ハスキーボイスにヒールの音。

(まさかっ!!)

振り向くと海人の彼女と優介の

新しい彼女。

その後ろに海人と優介。

今更気がついてももう遅い。

(…はめられた)
< 7 / 71 >

この作品をシェア

pagetop