おいしいみるくのつくりかた!
ぐおっと唸ってしゃがみ込むハル。
陽子はそれを見下しながらふふん、と鼻で笑った。
「やったなーおりゃっ」
「ふぎゃあっ」
立ち上がったハルが陽子を抱きかかえて(俗に言う、お姫様抱っこだ)、ダイニングをあとにした。
向かう先は、彼の寝室である。
「ちょっと、何する気よ!」
「なに、って・・・ね?」
妖しく笑みを浮かべるハルに、陽子はさっきとはまた別の意味で顔が火照った。
「あ、明日仕事だから、あんまりされると、駄目なんだけ・・・ど」
「え、俺は普通に添い寝しようかな、って思っただけなんだけど?」
「え・・・っ」
私、完全敗北!敗者復活戦もなし!
陽子が不埒な妄想をしていたことを分かっている彼は、にやにやしながら階段を上っていく。
「お望みなら、する?」
「や・・・その、仕事がない日に、とか・・・駄目?」
「ん、じゃあ明後日な」
楽しみにしてろよ、なんて耳元で囁かれるから、たまったものじゃない。
陽子はそれを見下しながらふふん、と鼻で笑った。
「やったなーおりゃっ」
「ふぎゃあっ」
立ち上がったハルが陽子を抱きかかえて(俗に言う、お姫様抱っこだ)、ダイニングをあとにした。
向かう先は、彼の寝室である。
「ちょっと、何する気よ!」
「なに、って・・・ね?」
妖しく笑みを浮かべるハルに、陽子はさっきとはまた別の意味で顔が火照った。
「あ、明日仕事だから、あんまりされると、駄目なんだけ・・・ど」
「え、俺は普通に添い寝しようかな、って思っただけなんだけど?」
「え・・・っ」
私、完全敗北!敗者復活戦もなし!
陽子が不埒な妄想をしていたことを分かっている彼は、にやにやしながら階段を上っていく。
「お望みなら、する?」
「や・・・その、仕事がない日に、とか・・・駄目?」
「ん、じゃあ明後日な」
楽しみにしてろよ、なんて耳元で囁かれるから、たまったものじゃない。