ホントの初恋
「行く行く!泳ぎたい!!」

さっき寮でプールを見たとき
泳ぎたくてしょうがなかった。

私たちは寮の部屋へ荷物を取りに行くと
すぐにプールへ向かった。




「あたしたちの貸切だね。」

琴乃の言う通り、お昼なだけあって
プールには誰もいなかった。

「ほんと、貸切なんて最高!」

あたしも嬉しくて
声を上げる。


「日菜ー!あたしねー!学校生活楽しくなりそう。
 それにねー・・・・。」


「んー?何ー?」
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