clover's mind
「彼女がこういうの好きでさ」
なんかどっかで聞いたような……。
「そりゃぁさ、男がこういうの作るって自分でも気持ち悪いなぁとか思うんだけど」
あ、自分でも思ってたんだ。
「でもさ、好きなコが物欲しげな顔で店頭の商品とか眺めてたりするとついつい贈りたくなるっていうのが男の馬鹿なとこじゃない?」
あぁ、そういう気持ちはわかるわかる。
「でさ、どうせなら特別な物を贈りたくってさ……僕って旅行が趣味だから、それならその土地で摘んだ花で作ろうって」
意外に簡単に作れるもんなんだよ? と俺に作り方を伝授しようとしたけれどさすがに長くなりそうだったんでそれは丁重にお断り。
「店で売ってるものを贈るのは簡単なことなんだよね。それが悪いなんてこれっぱかりも思わないけど、特別な人が喜ぶならやっぱり贈る物も特別なほうがなんかいいでしょ?」
なんかどっかで聞いたような……。
「そりゃぁさ、男がこういうの作るって自分でも気持ち悪いなぁとか思うんだけど」
あ、自分でも思ってたんだ。
「でもさ、好きなコが物欲しげな顔で店頭の商品とか眺めてたりするとついつい贈りたくなるっていうのが男の馬鹿なとこじゃない?」
あぁ、そういう気持ちはわかるわかる。
「でさ、どうせなら特別な物を贈りたくってさ……僕って旅行が趣味だから、それならその土地で摘んだ花で作ろうって」
意外に簡単に作れるもんなんだよ? と俺に作り方を伝授しようとしたけれどさすがに長くなりそうだったんでそれは丁重にお断り。
「店で売ってるものを贈るのは簡単なことなんだよね。それが悪いなんてこれっぱかりも思わないけど、特別な人が喜ぶならやっぱり贈る物も特別なほうがなんかいいでしょ?」