Iceprincess~氷の姫~
代一章

お姫様の目覚め

10月になってもまだ少し暑い日が続く
今日この頃・・・

南「あじぃ~・・・」

本作の登場人物である

日向南

奈「南ったらもう10月なのに
まだ半袖だなんて・・・」

日向南の母親でもある日向菜々緒

南「あちぃもんはあちぃんだよ」

奈「はぁ・・・仮にも女のコなのよ?」

南「うっせーやい!」

とまぁ、地上の者達が騒いでる頃

だれの、声も誰の邪魔もされない海の深い深い
神秘な海底世界では・・・

王「まだ、あの子は目覚めぬのか」

女「はい・・・まだ眠り続けたままです」

王様と女王が言うあのことは二人の娘でもあり
この、海底世界の姫でもある

レイ様なのだ・・・・

海底世界の住人は姿形は全て地上の者と同じで
食するものも肉や野菜以外は全て同じなのだ

王「早く、目覚めておくれ・・・」

女「あの子は15歳の頃に眠ったきり」


コンコンッ・・・

王「入れ・・・」

家来1「失礼します姫様に異変が見られたので」

女「なんですって!?」

ル「下がってなさい・・・ここからは
私が説明しよう」

家来1「ルイさま・・・」

王「どういう事だルイ」

ル「異変と言うのは姫様がお目覚めになられそうと言う事です」

女「あの子が目覚めるの?」

ル「はい・・・間違い無いでしょう」

王「おぉ!やっと願いが叶ったのだな!!」

ル「姫様のご様態を見に来られますか?」

女「えぇ、行くわ」

王「案内してくれたまえ」

ル「でゎ、こちらへ・・・
貴様・・・もう持ち場へ戻れ」

家来1「はっ!」

コツコツコツ・・・
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