名無しの恋愛



…20分考えた結果がこれ。


送信ボタンを押すのにも指が震えてしまった。



かろうじて、焦っていることを悟られないようにしたやけにテンションの高いメッセージ。



「返信…なんて来るかな…」






それだけが気になって、その日の夜は


眠れなかった。







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