好き。



[利奈!いたのか…]



洸斗が私に気がついた



洸斗に英里奈さんとの関係を聞いたら…



洸斗は


どんな反応するの?



怖くて思わずうつむいた。



[どうした????]



洸斗のさわやかな声がする


[英里奈…さんと……付き合ってたの?]



口から出てしまった……。



私なにしてるの………


じぶんでしぶんを憎んだ。



[…………………付き合ってたよ…。けど英里奈が家庭の事情で転校してしまった…。それで別れた…。]



え…。ってことは…。英里奈さんの事が今も……



[今も………好きなの?]


私なにきいてんだろ…。


洸斗の大切な人でもないのに…ただ私の片想いなのに…。



スカートを握りしめた。

[利奈に言う必要ないだろ。]




そういって去っていった




グサッ…。


何か心に刺さった気がした…。







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