好き。
だんだん人が教室に入ってきた
[おっはよ~]
一人の男子が大声で叫んでいる
うるさいなぁ…
私が見るとだんだん近づいてくる
そして真顔で私を見つめてくる
[な……なんですか????]
[そこ…俺の席なんだけど…]
[え…]
嘘でしょうそでしょ?!
私は黒板を確認した
やっぱり黒板には“水島”とかいてある
[お前視力悪いのか????]
と言ってそっと眼鏡をとって私にかけた
すると水島洸斗と書いてあった…
[ご…ごめんなさいっ]
私は慌てて席をたった