好き。




[あれ????]


私は地図を見ながら

あたりをみまわした



自分の居場所もわからなくなった。



これは…やばい…。


だんだん暗くなっていくにつれ不安がふくらむ。



携帯で電話しようと思いポケットに手をいれる



しかし手には携帯の感覚がない



うそでしょ?!


携帯が見つからなかった。

[おいっ!!!]



後ろで声がする。



振り向くとそこには洸斗がいた



ドキッドキッ


心臓がはやくなる



[洸斗…。]


[なにしてんだよ?]



道に迷っちゃって…とか言えるわけない…

私は下にうつむいた



[道に迷ったのか?]


半笑いの顔をしながら聞く



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