女装系男子。

「雅めっちゃ背伸びてそうだよね」



「そうでもないよ」



ジャージに着替え、並んで体育館に向かう



体育館に着くと名前の順に並んだ



…前は若林瑞希か



「若林と和島だから隣だね、嬉しいな!」



「は…はぁ…」



朝まで普通に話していたのにさっきの件から話しづらくなった



身体測定が始まり皆が体重→身長→座高の順に測定していき、終わった人から教室で自習。



若林瑞希の番が来て、私の番になった



私が計っている間若林瑞希は教室に戻っていった



私で最後なので、教室帰りの廊下はすごい静けさだった



早く戻ろ…



「…っ!?」



階段を昇ろうとしたとき、誰かに後ろから口を抑えられ階段の下に連れていかれた



「っ!!んん!!」



「静かにして、痛くはしないから」



離れようともがいたが全く無意味だった



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