愛されない月姫
学校に行くときちょうど留美にあった。


「あはよー愛奈」

「おはよ留美」

私は少し間をおいてから

「あのさ、ちょっとお願いがあるんだけど・・・」


「うん?どうしたのなんでも言ってなんでも力になれるならなるからさ」

「あのね、、、私、もう玲たちに近づきたくないの。協力し」

私の声は途中ではばまれた。

なぜなら留美がいきなり肩をつかんできたためいえなくなった。

「なに、どうしたの、何かされた?」

「いやあの何かされたわけではなく、そのもう近づきたくないだけです」


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