愛されない月姫
留美は少し黙っていた私は留美にいきなり言ったことでことで留美が怒っているのではと、とてもびくびくしながら次の言葉を待っていた。


「もしかして沙希のせい?」

この言葉をきいて私はびっくりした

顔に出たのだろう


「沙希の態度は見たときにすぐわかったよ」


「愛奈がそれを知ったって別に玲たちから離れる必要はないでしょ」


「私じゃ沙希に勝てない、玲が沙希のことを好きになるのなんて見たくないの」

私は泣きたくなって最後は半泣きになってしまった。


「愛奈は沙希なんかよりずっと可愛いよ。私が保証するよ」

留美の言葉はとても正しいがそんなことないと愛奈は、勝手に決め付けているため効果はない。

「ありがとう留美励ましてくれて。でもいいの。ごめんねごめんね」


泣いている私を見て留美は

「愛奈、今すぐ決めなくてもいいから、少し私が玲たちと会わないようにするから、その間にもう一度考えて」


私は留美の言葉にうなずくことしかできなかった。
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