愛されない月姫
学校へ行った後留美がうまくやってくれたおかげで顔は見たものの目を合わしたり話をすることはなかった。




今日は玲たちも忙しいみたいで終わった後倉庫に戻るといい出て行ってしまった。


そんなことが3日間続き玲たちも忙しい中気づいたみたいだ。そりゃあ玲達にとって私たちは真後ろなわけで振り返って話す度に留美がかえしていたら気づかないはづかなかった。



「愛奈、どうした?ここ数日元気ないぞ」

私はうまく返すことができなくうつむいていると、

「玲君、ここの問題教えてよ~~~~」

可愛い声で沙希が問題集片手にやってきた。

「ちょっと、まってて今愛奈と話しているから」

玲がそういったとき私は何かか切れて、

いすから立ち上がりもうダッシュで教室から出て屋上へ向かった。

玲は私のすぐ後を追おうとしたとき沙希に手をつかまれ

「お姉ちゃんなら大丈夫だよ。ねぇ、玲君おしえてよ~~~」

玲はそんな沙希の声を聞き

「ごめん、俺愛奈追いかけてくるから。」

沙希の手を振り切り追いかけていった。

それを見て沙希がおこった顔をしたのに気づいたのは留美だけだった。

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