【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
************
車に乗せられて、終始無言のまま
15~20分は経ったと思う。
着いた先は、とあるマンション。
駐車場らしき場所に入り
エンジンを停めた氷室部長に
私はやっと口を開いて聞いた。
「……あの。ここはどこですか?」
すると、氷室部長は
「…ああ。ここか?
俺が住むマンションだよ。
さあ…降りて。」
氷室部長は車を降りると
後部座席から
自分のバッグ、私のバッグと
スーパーの袋を持って
私が降りたのを確かめると
鍵をロックした。
「…あの。」
と、私が口を開こうとすると
「…細かい事は後だ。
寒いから入るよ。
足、また我慢してくれ。」
と、マンションの中に入り
郵便物を取ると
エレベーターに向かって
どんどん歩いて行く。
戸惑いながらも
私も後を追って行った。
*************
20階建てマンションの
17階角部屋が
氷室部長の自宅マンションだった。
「…さあ、どうぞ。入ってくれ。」
ドアを開けて誘導され
「…すいません。お邪魔します。」
と、私は玄関に入った。
「…スリッパ出すよ。」
と、一旦荷物を置いた氷室部長は
玄関横の靴収納棚から
スリッパが出して
私の目の前に置いた。
私は靴を脱いでスリッパを履いた。
氷室部長は玄関をロックすると
同じく靴を脱いでスリッパを履く。
再び荷物を持って
「…こっちだ。着いて来い。」
そう言った氷室は廊下を歩いて行く。
「…は、はい。」
私も後をついていった。
氷室部長は
「…さあ、入って。」
と、電気を点けると
私をリビングに案内した。
車に乗せられて、終始無言のまま
15~20分は経ったと思う。
着いた先は、とあるマンション。
駐車場らしき場所に入り
エンジンを停めた氷室部長に
私はやっと口を開いて聞いた。
「……あの。ここはどこですか?」
すると、氷室部長は
「…ああ。ここか?
俺が住むマンションだよ。
さあ…降りて。」
氷室部長は車を降りると
後部座席から
自分のバッグ、私のバッグと
スーパーの袋を持って
私が降りたのを確かめると
鍵をロックした。
「…あの。」
と、私が口を開こうとすると
「…細かい事は後だ。
寒いから入るよ。
足、また我慢してくれ。」
と、マンションの中に入り
郵便物を取ると
エレベーターに向かって
どんどん歩いて行く。
戸惑いながらも
私も後を追って行った。
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20階建てマンションの
17階角部屋が
氷室部長の自宅マンションだった。
「…さあ、どうぞ。入ってくれ。」
ドアを開けて誘導され
「…すいません。お邪魔します。」
と、私は玄関に入った。
「…スリッパ出すよ。」
と、一旦荷物を置いた氷室部長は
玄関横の靴収納棚から
スリッパが出して
私の目の前に置いた。
私は靴を脱いでスリッパを履いた。
氷室部長は玄関をロックすると
同じく靴を脱いでスリッパを履く。
再び荷物を持って
「…こっちだ。着いて来い。」
そう言った氷室は廊下を歩いて行く。
「…は、はい。」
私も後をついていった。
氷室部長は
「…さあ、入って。」
と、電気を点けると
私をリビングに案内した。