【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
************
氷室部長の作ってくれた
パスタもシチューも美味しかった。
「…シチューは昨日作って
冷蔵庫に入れておいたのを
温め直しただけだから
残り物食べさせてるみたいで悪いな…。
カラダ温まるかと思って…。」
向かい側で申し訳なさげに話す
氷室部長に私は
「…あっ、いえ…。そんな。
ありがとうございます。
とてもおいしいです!!」
と、食べ進めた。
お世辞じゃなくて
本当に美味しい…。
「…氷室部長は
お料理も上手なんですね!!」
思わず笑みが溢れた私を見て
「…そうか?一人暮らしが長いから
こんなの大した事じゃないが…。
…野村さん、やっと笑ってくれたな。」
と、氷室部長も優しい表情になり
口角をあげると
パスタを食べ進めていった。
氷室部長は食べ方が綺麗で
少しだけ見惚れてしまった。
************
「…悪いな。
洗い物させてしまって…。」
食事の後シャワーに行った
氷室部長がリビングに戻って来た。
私はその間キッチンで
お皿を洗っていた。
「…いいえ。私こそすいません。
ごちそうになってしまって…。」
タオルで手を拭いた私は
ペコリと頭を下げた。
「…いや。
あんなのは大した事ないから、
それより野村さん
あっちに座らないか?」
冷蔵庫から何かの缶を
2つ取り出した氷室部長は
リビングにあるソファーを指差した。
「…今から話を聞きたいから。
詳しく聞く約束だろ?」
キッチンの電気を消し
氷室部長がソファーへと向かう。
「…はい。」
私も後に続いて氷室部長の隣に座った。
….あの話をしなきゃいけないんだ。
すると
「…はい、これ。乾杯しよう。」
氷室部長から渡されたのは
ノンアルコールチューハイだった。
氷室部長の作ってくれた
パスタもシチューも美味しかった。
「…シチューは昨日作って
冷蔵庫に入れておいたのを
温め直しただけだから
残り物食べさせてるみたいで悪いな…。
カラダ温まるかと思って…。」
向かい側で申し訳なさげに話す
氷室部長に私は
「…あっ、いえ…。そんな。
ありがとうございます。
とてもおいしいです!!」
と、食べ進めた。
お世辞じゃなくて
本当に美味しい…。
「…氷室部長は
お料理も上手なんですね!!」
思わず笑みが溢れた私を見て
「…そうか?一人暮らしが長いから
こんなの大した事じゃないが…。
…野村さん、やっと笑ってくれたな。」
と、氷室部長も優しい表情になり
口角をあげると
パスタを食べ進めていった。
氷室部長は食べ方が綺麗で
少しだけ見惚れてしまった。
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「…悪いな。
洗い物させてしまって…。」
食事の後シャワーに行った
氷室部長がリビングに戻って来た。
私はその間キッチンで
お皿を洗っていた。
「…いいえ。私こそすいません。
ごちそうになってしまって…。」
タオルで手を拭いた私は
ペコリと頭を下げた。
「…いや。
あんなのは大した事ないから、
それより野村さん
あっちに座らないか?」
冷蔵庫から何かの缶を
2つ取り出した氷室部長は
リビングにあるソファーを指差した。
「…今から話を聞きたいから。
詳しく聞く約束だろ?」
キッチンの電気を消し
氷室部長がソファーへと向かう。
「…はい。」
私も後に続いて氷室部長の隣に座った。
….あの話をしなきゃいけないんだ。
すると
「…はい、これ。乾杯しよう。」
氷室部長から渡されたのは
ノンアルコールチューハイだった。