【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
“ビクッ”と微かに震えた私に
「…ごめん。怒ったワケじゃない。
ただ…羽美花が嫉妬してくれないのは
寂しいんだ…。
俺は今日…凄く嫉妬したのに。
給湯室を出た時
柴田と親しく話している
羽美花を見た時…。
“うーちゃん”なんて
馴れ馴れしく呼ばれているのを
聞いた時…。
冷静なフリをしていても
俺の頭の中もココロの中も
嫉妬でいっぱいだったよ…。」
そう言って咲輝翔さんは
再びうなじや首筋にキスをした。
求めてくれるのは嬉しいけど
やっぱり……。
「…咲輝翔さん。
お風呂行かせて欲しいです。」
ムードのない言葉に恥ずかしさを感じて
俯いたまま口を開くと
「…わかった。行っておいで。
だけど…わかってるよな?
明日は土曜日だ。
仕事は持ち帰ってきたから
この土日は会社へは行かない。
だから、羽美花は今夜は勿論
明日も泊まれよ。
…それと…今夜は寝かせないから。」
そう言った彼は
私の頬に“チュッ”とキスをして
お腹に組んでいた両手を解き
私から離れた。
「…待ってるから行っておいで。」
彼は私の耳元で甘く囁くと
タバコを吸うためにベランダへと行った。
「…ごめん。怒ったワケじゃない。
ただ…羽美花が嫉妬してくれないのは
寂しいんだ…。
俺は今日…凄く嫉妬したのに。
給湯室を出た時
柴田と親しく話している
羽美花を見た時…。
“うーちゃん”なんて
馴れ馴れしく呼ばれているのを
聞いた時…。
冷静なフリをしていても
俺の頭の中もココロの中も
嫉妬でいっぱいだったよ…。」
そう言って咲輝翔さんは
再びうなじや首筋にキスをした。
求めてくれるのは嬉しいけど
やっぱり……。
「…咲輝翔さん。
お風呂行かせて欲しいです。」
ムードのない言葉に恥ずかしさを感じて
俯いたまま口を開くと
「…わかった。行っておいで。
だけど…わかってるよな?
明日は土曜日だ。
仕事は持ち帰ってきたから
この土日は会社へは行かない。
だから、羽美花は今夜は勿論
明日も泊まれよ。
…それと…今夜は寝かせないから。」
そう言った彼は
私の頬に“チュッ”とキスをして
お腹に組んでいた両手を解き
私から離れた。
「…待ってるから行っておいで。」
彼は私の耳元で甘く囁くと
タバコを吸うためにベランダへと行った。