【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
*****
ふぅ…。
非常に気だるい。
さっき、解熱剤服用したばかりだから
すぐに効かなくて当たり前か。
昨日からどれだけ服用したか
わからなくなっていた。
一昨日、あれから
花菜子に話を聞いて貰った。
『何でそんな大事な事、氷室部長に
すぐにでも相談しなかったの!?』
『その元義弟って人のやってる事は
名誉毀損だし、犯罪に抵触してるわよ!
現に羽美花は足元狂わされて
追い詰められてるじゃない!』
『とにかく、氷室部長に
ちゃんと話しなさい!
それに、もっと話し合いなさい!
お互い言葉足らずだからそうなるのよ。
氷室部長だって
そんないい加減な人じゃないはずだから
羽美花と付き合ってるのに
元奥さんとヨリ戻すなんてありえない。
離婚の話もきちんと聞くべきよ。
じゃないと、真実はわからないし
羽美花も前に進めないじゃない。』
『とにかくちゃんと話し合うのよ!
誹謗中傷は相談して
羽美花の想いはきちんと言葉で
伝えなさいよ!』
そう花菜子にゲキを飛ばされた私は
咲輝翔さんにきちんと謝ろう。
もっと話をしようと思って
帰宅してから何度も電話をしたけど
出て貰えなかった。
向こうからもかかって来なくて
昨日の朝に
『今日から関西に1泊の出張。
昨夜のうちにもう移動していたから
出られなかった。
それに、お互い冷静になる時間も
必要だと思うからちょうどいい。
帰宅は明日遅くになる。
話があるなら明後日以降に聞く。』
そんなメールだけが入っていた。
…やっぱり怒ってる。
当たり前よね。
あんな事をしたんだし….。
私達は出張中の時はお互いに気を遣って
メールも電話も控えている。
別にどちらからと
言い出した訳じゃないけど
いつの間にかそうなっていた。
でも、毎回何だか寂しい…。
私は出張は前回の関西以外は
日帰りが多いけど
彼は泊まりの日もある。
夜遅くまで会議や打ち上げもあるから
何時にホテルに
帰宅しているのかわからない。
でも、声を聞きたくなる時はある。
だったら電話すればいいのに
臆病になってしまっていた私。
彼は寂しくはないのかな。
私では頼りにならないのかな。
あんな事をしてしまった私が
都合よくいくはずがない。
ふぅ…。
非常に気だるい。
さっき、解熱剤服用したばかりだから
すぐに効かなくて当たり前か。
昨日からどれだけ服用したか
わからなくなっていた。
一昨日、あれから
花菜子に話を聞いて貰った。
『何でそんな大事な事、氷室部長に
すぐにでも相談しなかったの!?』
『その元義弟って人のやってる事は
名誉毀損だし、犯罪に抵触してるわよ!
現に羽美花は足元狂わされて
追い詰められてるじゃない!』
『とにかく、氷室部長に
ちゃんと話しなさい!
それに、もっと話し合いなさい!
お互い言葉足らずだからそうなるのよ。
氷室部長だって
そんないい加減な人じゃないはずだから
羽美花と付き合ってるのに
元奥さんとヨリ戻すなんてありえない。
離婚の話もきちんと聞くべきよ。
じゃないと、真実はわからないし
羽美花も前に進めないじゃない。』
『とにかくちゃんと話し合うのよ!
誹謗中傷は相談して
羽美花の想いはきちんと言葉で
伝えなさいよ!』
そう花菜子にゲキを飛ばされた私は
咲輝翔さんにきちんと謝ろう。
もっと話をしようと思って
帰宅してから何度も電話をしたけど
出て貰えなかった。
向こうからもかかって来なくて
昨日の朝に
『今日から関西に1泊の出張。
昨夜のうちにもう移動していたから
出られなかった。
それに、お互い冷静になる時間も
必要だと思うからちょうどいい。
帰宅は明日遅くになる。
話があるなら明後日以降に聞く。』
そんなメールだけが入っていた。
…やっぱり怒ってる。
当たり前よね。
あんな事をしたんだし….。
私達は出張中の時はお互いに気を遣って
メールも電話も控えている。
別にどちらからと
言い出した訳じゃないけど
いつの間にかそうなっていた。
でも、毎回何だか寂しい…。
私は出張は前回の関西以外は
日帰りが多いけど
彼は泊まりの日もある。
夜遅くまで会議や打ち上げもあるから
何時にホテルに
帰宅しているのかわからない。
でも、声を聞きたくなる時はある。
だったら電話すればいいのに
臆病になってしまっていた私。
彼は寂しくはないのかな。
私では頼りにならないのかな。
あんな事をしてしまった私が
都合よくいくはずがない。