【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
「…ところで、羽美花。
調子悪いんじゃないの?
さっきから、進んでないし。」
花菜子が私の手元に視線を落とした。
「…あっ、うん。食欲なくて…。」
「…それに、熱あるんじゃないの?
さっきから水分ばかりだし。
何か『うん。』ばかりで口数少ないし。…しんどいんでしょ?」
気づけば、ペットボトルの烏龍茶が
かなり減っていた。
花菜子は鋭く見ていた。
「…うん。昨日の朝から
また熱が上がったみたいで…。
解熱剤と栄養ドリンク服用してるけど
今朝また上がったみたい…。
昨夜、栄養ドリンク強過ぎたみたいで
鼻血出ちゃった。」
…本当に昨日からあまり食べれてない。
ヨーグルトや水分しか摂れなくて
昨夜は栄養ドリンクが強過ぎて
入浴中にいきなり鼻血を出した。
固形物は喉を通らない。
今も無理やり食べてたけど、
やっぱり無理….これ以上食べられない。
そう言って私は
手をつけていないパンを
袋に入れ直して、コンビニ袋に入れると
バッグに仕舞った。
「…えっ!?
やっぱり、熱あるんじゃない!
しかも、鼻血なんて…。
出てきてて大丈夫なワケ!?
午後から休んで病院行きなさいよ!!」
花菜子が心配してくれたけど
私は首を横に振ると
「…午後から藤堂部長の
企画デザイン部のメンテナンスなの。
どうしても今日じゃないと
無理らしくて…。
…でも、早く済んだら…
フレックスで帰る予定だし
…病院行くから…大丈夫。」
咲輝翔さんに会いたいから
熱を下げて、体調整えたいから。
病院は必ず行こうと思ってた。
花菜子は『そっか…。』と呟いた後
「…じゃあ、16:30に帰れそうなら
メールしてくれる?
私も今日はフレックス退出なの。
車で通勤したから
保育園に迎えに行く前に
駅前のYクリニックで
羽美花を降ろしてあげるから。
…だから、連絡して?」
「…いいの?
…ありがとう。助かる。」
正直朝からしんどくて
効かなくなってきた薬を飲んで
騙し騙し出勤したから
花菜子の申し出は助かる。
私は素直に甘える事にして
花菜子にお礼を言うと
「…いいよ。
その代わり無理しないでね。」
と、私の背中を優しく撫でた。
私は再び解熱剤を服用して
オフィスへ戻る準備をした。
調子悪いんじゃないの?
さっきから、進んでないし。」
花菜子が私の手元に視線を落とした。
「…あっ、うん。食欲なくて…。」
「…それに、熱あるんじゃないの?
さっきから水分ばかりだし。
何か『うん。』ばかりで口数少ないし。…しんどいんでしょ?」
気づけば、ペットボトルの烏龍茶が
かなり減っていた。
花菜子は鋭く見ていた。
「…うん。昨日の朝から
また熱が上がったみたいで…。
解熱剤と栄養ドリンク服用してるけど
今朝また上がったみたい…。
昨夜、栄養ドリンク強過ぎたみたいで
鼻血出ちゃった。」
…本当に昨日からあまり食べれてない。
ヨーグルトや水分しか摂れなくて
昨夜は栄養ドリンクが強過ぎて
入浴中にいきなり鼻血を出した。
固形物は喉を通らない。
今も無理やり食べてたけど、
やっぱり無理….これ以上食べられない。
そう言って私は
手をつけていないパンを
袋に入れ直して、コンビニ袋に入れると
バッグに仕舞った。
「…えっ!?
やっぱり、熱あるんじゃない!
しかも、鼻血なんて…。
出てきてて大丈夫なワケ!?
午後から休んで病院行きなさいよ!!」
花菜子が心配してくれたけど
私は首を横に振ると
「…午後から藤堂部長の
企画デザイン部のメンテナンスなの。
どうしても今日じゃないと
無理らしくて…。
…でも、早く済んだら…
フレックスで帰る予定だし
…病院行くから…大丈夫。」
咲輝翔さんに会いたいから
熱を下げて、体調整えたいから。
病院は必ず行こうと思ってた。
花菜子は『そっか…。』と呟いた後
「…じゃあ、16:30に帰れそうなら
メールしてくれる?
私も今日はフレックス退出なの。
車で通勤したから
保育園に迎えに行く前に
駅前のYクリニックで
羽美花を降ろしてあげるから。
…だから、連絡して?」
「…いいの?
…ありがとう。助かる。」
正直朝からしんどくて
効かなくなってきた薬を飲んで
騙し騙し出勤したから
花菜子の申し出は助かる。
私は素直に甘える事にして
花菜子にお礼を言うと
「…いいよ。
その代わり無理しないでね。」
と、私の背中を優しく撫でた。
私は再び解熱剤を服用して
オフィスへ戻る準備をした。