【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
その願いは聞き入れられた。
俺に奇跡が舞い降りた。
梅雨に入る直前の
気候的にも過ごしやすく
爽やかな風が吹く時期に
俺は勇気を出して
静花に交際を申し込んだ。
「…うん、いいよ。」
結果はOKだった。
断られる事も予想していただけに
「本当に…?本当にいいのか
俺は彼氏になってもいいのか?」
と、何度も確認すると
「…うん、いいよ。
氷室君…私の事ずっと知ってくれてる。
…よろしくね。」
「…やったぁ!!」
俺は思わず彼女を抱き締めた。
大学時代からの片想いが実り
俺の心に少し季節外れながらも
満開の桜が咲いたような気分だった。
その後の俺は
毎日が充実して楽しかった。
仕事にも気合いが入った。
営業成績も2年目にもかかわらず
トップになりその後も
上位を維持出来た。
「君を昇進候補に入れる。」
と、上司から約束して貰えた。
静花も喜んでくれた。
静花とはお互いに多忙な中でも
少しでも時間を見つけては
食事をしたり
朝から会ってデートをした。
今まで居酒屋でしか会わなかったから
ドライブや水族館など
いろんな場所へ行ったりした。
静花と会話する度に
笑ってくれる表情を見る事が出来て
俺だけに笑ってくれてると思うと
嬉しくて仕方なかった。
そして、車の中で
初めて彼女にキスをした時
少し紅くなって俯く彼女の表情が
とても綺麗だった。
もう、彼女は戸叶を忘れてくれた。
もう静花は戸叶のものじゃない。
静花は俺だけのもの…。
俺が守るよ…絶対に。
俺は天にも昇る気持ちだった。
俺に奇跡が舞い降りた。
梅雨に入る直前の
気候的にも過ごしやすく
爽やかな風が吹く時期に
俺は勇気を出して
静花に交際を申し込んだ。
「…うん、いいよ。」
結果はOKだった。
断られる事も予想していただけに
「本当に…?本当にいいのか
俺は彼氏になってもいいのか?」
と、何度も確認すると
「…うん、いいよ。
氷室君…私の事ずっと知ってくれてる。
…よろしくね。」
「…やったぁ!!」
俺は思わず彼女を抱き締めた。
大学時代からの片想いが実り
俺の心に少し季節外れながらも
満開の桜が咲いたような気分だった。
その後の俺は
毎日が充実して楽しかった。
仕事にも気合いが入った。
営業成績も2年目にもかかわらず
トップになりその後も
上位を維持出来た。
「君を昇進候補に入れる。」
と、上司から約束して貰えた。
静花も喜んでくれた。
静花とはお互いに多忙な中でも
少しでも時間を見つけては
食事をしたり
朝から会ってデートをした。
今まで居酒屋でしか会わなかったから
ドライブや水族館など
いろんな場所へ行ったりした。
静花と会話する度に
笑ってくれる表情を見る事が出来て
俺だけに笑ってくれてると思うと
嬉しくて仕方なかった。
そして、車の中で
初めて彼女にキスをした時
少し紅くなって俯く彼女の表情が
とても綺麗だった。
もう、彼女は戸叶を忘れてくれた。
もう静花は戸叶のものじゃない。
静花は俺だけのもの…。
俺が守るよ…絶対に。
俺は天にも昇る気持ちだった。