【完】天使の花〜永遠に咲き誇る愛を〜
「……羽美花!!」
咲輝翔さんの律動が深くなる。
「…あぁん!」
「…締めつけ…過ぎだ!」
意識を手放しそうになるほど
熱くて激しい快楽の波に
溺れてしまいそうになりながら
「…さ…きと…さん…。
好き…あ…愛…してる。」
私はそう愛を囁くと
「…俺も…好きだ…愛してる。」
彼も余裕のない声を出しながら
私を求めて攻め続ける。
何度もお互いに求め合って
何度もキスをして愛を囁き合った後
二人一緒に快楽を越えて絶頂に達した。
行為を済ませて、熱を帯び
息がお互い上がる中で
汗で貼りついた
私の髪を優しくかき分ける彼の腕の中で
私は優しく抱き締められた。
“愛してる…咲輝翔さん。
この幸せが永遠に続いて欲しい。
永遠に咲き誇って欲しい。
彼の心の中にはいつも私だけの愛が
咲いていて欲しい…。”
そう思いながら
いつしか私は眠りについた。